Mag-log inプールの授業が終わって、 男子は教室に戻って着替え。 濡れた水着のせいで、みんなの体はひんやりしていたけど、 俺と颯音の体はまだ熱かった。俺たちは隅の席で、 濡れた水着を脱いで、 すっぽんぽんの状態でタオルで体を拭いていた。まだ皮を被ったままの大事なところは、 水で冷えたのに、 さっきの出来事で敏感になっていて、 半勃ちの状態でぴくぴく震えている。颯音が小声で言った。颯音「……蓮……みんな……こっち見てる……」確かに、 クラスメイトの視線が、 さっきよりもっと熱く、 俺たちに集中していた。拓也が最初に近づいてきた。拓也「なあ、さっきの……ほんとに剥けるんだろ?」他の男子もぞろぞろと集まってきて、 俺たちは逃げ場を失った。颯音が震える声で答えた。颯音「……う、うん……手で引っ張れば……」すぐに、 何人かの手が伸びてきた。「え、マジで触っていい?」 「ちょっとだけ!」 「俺も!」俺たちは抵抗できずに、 そのまますっぽんぽんのまま、 円の中心に立たされた。まず拓也が、 俺の大事なところをそっと握った。拓也「……うわ、あったけえ……」指で皮を引っ張ると、 ぱくっと先端が顔を出して、 すぐにギンギンに硬くなった。拓也「すげえ! ほんとに剥ける!」次は颯音。 翔太が颯音の大事なところを握って、 同じように皮を引っ張った。颯音「んっ……!」 颯音の声が漏れて、 颯音のもすぐにギンギン。男子たち「うわ、二人ともめっちゃ硬くなってる!」そして、 真哉も輪の中に入
朝から教室はざわついていた。 6年生になって初めてのプール授業。 男子は教室で水着に着替える。俺と颯音は隅の席でソワソワしながら制服を脱いだ。理由はシンプルだった。 俺たちの大事なところは、 まだ完全に皮に覆われた真性包茎のまま。 でも、手で引っ張れば先端まで剥けるようになっていて、 最近は毎日触り合っているせいで、 少しずつ大きくなって、 透明な雫は毎回出るようになっていた。毛は生え始めていたけど、 旅行のときに全部抜いてしまって、 今はツルツルのまま。 でも水着に隠れるので、 誰にも気づかれていない。他の男子は、 まだ誰も毛が生えておらず、 皮も完全に被ったまま、 透明な雫すら出ない子がほとんどだった。俺たちは無意識に、 他の男子の股間をチラチラ見てしまう。颯音が小声で囁いた。颯音「……蓮……みんな、まだ……赤ちゃん……」蓮「……うん……」その瞬間、 隣で着替えていた真哉(しんや)が、 俺たちの視線に気づいた。真哉はサッカー部のエース、 色白で整った顔立ち、 颯音と同じくらいの身長。 ズボンを下ろした瞬間、 俺たちは息を呑んだ。真哉も、 まだ完全に皮に被ったままの、 小さくて可愛らしい真性包茎だった。 しかも、 まだ精通すらしていないらしく、 先端から透明な雫すら出ていない。真哉は俺たちの視線に気づいて、 ニヤリと笑った。真哉「転校生の蓮と颯音…… ち〇こ、めっちゃギンギンじゃん!」教室が一瞬、静まり返った。俺と颯音は、 顔から火が出るほど真っ赤になって、 反射的に水着の上から勃起した股
朝6時30分。 俺は颯音の腕の中で目を覚ました。 颯音はまだ寝ていて、長い睫毛がぴくぴく動いている。 頬に少し汗をかいて、唇が半開きで、 俺の胸に顔を埋めたまま、小さな寝息を立てていた。俺はそっと颯音の髪を撫でて、 耳元で囁いた。蓮「……颯音、朝だよ」颯音が「ん……」と甘い声を出して、 俺の首に腕を回して、 朝のキスをしてきた。颯音「……蓮……もうちょっと……」蓮「……ダメだよ。ルール1、朝6時半起床だろ」颯音が目をぱちくりさせて、 急に起き上がった。颯音「……あ、そうだった!」昨日、俺たちで作った「蓮と颯音の家ルール」。 今日から正式に施行。颯音がノートを持ってきて、 二人で読み上げた。颯音「1番、朝は6時半起床。寝坊したらキス3回罰ゲーム」蓮「……今、寝坊したな」颯音が真っ赤になって、 俺の唇にちゅっちゅっちゅっと3回キスしてきた。颯音「……罰ゲーム、完了!」蓮「……甘いな」朝ごはんはルール2「ご飯は必ず二人で作る」に則って、 二人で味噌汁とご飯と目玉焼きを作った。 颯音が味噌汁の味見をして、 「ちょっと薄い?」って聞いて、 俺が「もう少し味噌足そう」って言って、 一緒に味を調整した。テーブルに座って、 向かい合って食べながら、 颯音が急に言った。颯音「……蓮」蓮「……ん?」颯音「……俺たち……ほんとに、二人で生きてるんだね」蓮「……うん」颯音「……なんか……夢みたい」蓮「……俺も」朝9時。 ルール4「お風呂は必ず一緒に入る」に基づいて、 朝風呂に入った。
朝6時15分。 カーテン越しの光が、いつもより少し強い。 6月になった。 おばあちゃんが逝ってから、ちょうど半月が経った。今日は颯音の12歳の誕生日。 おばあちゃんがいたら、きっと朝からケーキを焼いて、 「颯音、おめでとう!」って抱きしめてくれたはずだ。でも今は、 俺と颯音、二人だけ。俺は昨日の夜、こっそり起きて、 冷蔵庫に隠しておいたホールケーキを準備していた。 スーパーで買った小さなショートケーキに、 手書きで「颯音 12歳 おめでとう」とチョコペンで書いた。颯音が目を覚まして、 ぼんやりと俺を見た。颯音「……蓮……おはよう……」蓮「……おはよう、颯音」俺はケーキを隠したまま、 颯音の頬にキスした。颯音「……ん? なんか、いい匂い……」蓮「……ちょっと待ってて」俺は台所に走って、 ケーキにロウソクを12本立てて、 火を点けた。リビングに戻ると、 颯音はまだ布団の中で、 目を丸くして俺を見ていた。蓮。蓮「……颯音、12歳、おめでとう」颯音「……蓮……!」颯音の目から、ぽろぽろと涙がこぼれた。颯音「……ばあちゃんがいない初めての誕生日なのに…… 蓮が……覚えててくれた……」蓮「……当たり前だろ。 颯音の誕生日は、俺の記念日でもあるもん」颯音が立ち上がって、 俺に抱きついてきた。颯音「……蓮……ありがとう…… 大好き……」ロウソク、消そう」二人で息を合わせて、 ロウソクの火を吹き消した。颯音「……願い事……したよ」蓮「……何?」颯音「……蓮と、ず
朝6時20分。 おばあちゃんが逝ってから、ちょうど一週間が経った。 祭壇には毎日新しい花を供え、 線香の煙が絶えることはない。 骨壺はまだリビングの真ん中に置いてあって、 俺たちは毎朝毎晩、 「おはよう」「おやすみ」と声をかけるのが日課になった。今日は土曜日。 学校は休み。 でも、俺たちは朝から起きていた。 理由はシンプルだ。 「今日から、ちゃんと生活を立て直す」と決めたから。7時。 颯音が台所に立って、 おばあちゃんがいつも使っていたエプロンを着けた。 少し大きすぎて、袖を折り返している。颯音「……蓮、味噌汁……味、合うかな」蓮「……うん、ちょうどいい」俺はご飯を炊いて、 目玉焼きを焼いた。 おばあちゃんが教えてくれた通りに、 黄身は半熟で、白身はふちがカリッと。二人でテーブルに座って、 初めて「おばあちゃんのいない朝ごはん」を食べた。 味はちゃんとしていた。 でも、味噌汁をすくう手が震えて、 涙がぽろっと落ちた。颯音「……ばあちゃんの味に……まだ届かない」蓮「……でも、ばあちゃんが見てたら…… 『上出来だよ』って言ってくれると思う」颯音が小さく頷いて、 涙を拭った。9時。 二人で家の中を大掃除した。 おばあちゃんの部屋の押入れを開けると、 俺たちの小さい頃の服や、 おばあちゃんが編んでくれたセーターが、 丁寧に畳んで入っていた。颯音が一枚のセーターを抱きしめて、 ぽろぽろ泣いた。颯音「……これ……俺が5歳のときに編んでくれたやつ…… まだ着られる……」蓮「……俺のもある……」俺たちはそのセーターを着て、 おばあちゃんの
朝6時。 火葬場の車が迎えに来た。 俺たちは制服ではなく、 おばあちゃんが好きだった白いシャツに、 黒いズボンだけを着て、 おばあちゃんの棺に付き添った。棺は小さくて、 おばあちゃんの体がまるで人形みたいに軽く見えた。 颯音が棺の横に立って、 震える手で、おばあちゃんの頬に触れた。颯音「……ばあちゃん……冷たい……」蓮「……うん……」火葬場に着いたのは7時半。 控え室で待つ間、 俺たちはおばあちゃんの棺の横に座って、 ずっと手を握りしめていた。颯音が小声で言った。颯音「……蓮……俺……ばあちゃんが入っちゃうの……見たくない……」蓮「……俺も……でも、見送らなきゃ……」8時。 炉の前。 職員さんが棺をゆっくりと炉の中に滑らせていく。 扉が閉まる音がして、 火が点いた。俺たちはガラス越しに、 炎の中でおばあちゃんが少しずつ形を失っていくのを、 ただ見つめていた。颯音が俺の腕にすがりついて、 声を殺して泣いた。颯音「……ばあちゃん……ばあちゃん……!」蓮「……ばあちゃん……」炎が強くなって、 おばあちゃんの体は、 本当に、 灰になっていった。9時半。 骨上げ。 職員さんが二人分の長い箸を渡してくれた。 俺たちは震える手で、 おばあちゃんの骨を、 一つ一つ、骨壺に収めていった。颯音「……ばあちゃんの指……まだきれい……」蓮「……うん……」頭蓋骨の欠片を拾うとき、 颯音がぽろぽろと涙を落とした。颯音「……ばあちゃん……頭の中まで……愛してたよ……」最後に、